ぼくのゲーム棚

プレイし終わったゲームの要点を、本当の要点だけに絞って書いておく

『名探偵ピカチュウ 〜新コンビ誕生〜』の要点レビュー

■名探偵ピカチュウ 〜新コンビ誕生〜
発売:ポケモン  開発:クリーチャーズ
配信開始日:2016年2月3日  ハード:ニンテンドー3DS
クリアプレイ時間:3時間45分

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●ダンディに喋り、コミカルに動くピカチュウ

ピカチュウが、ダンディな声で主人公に話しかけてくる点が、なによりのおもしろさ。
(ただし、実際にピカチュウが人間の言葉を話せる設定というわけではない)

CG映画のようなフェイシャルとモーションの作りこみで、ピカチュウに命が吹き込まれている。表情の変遷まで作りこまれていて、見ていておもしろい。

そこに、「女の子好き、コーヒー好き、わざが出せない」という性格設定としてのスパイスがよく効いている。

ピカチュウの1個体に、ダンディな名探偵ピカチュウという個性を吹き込むことに成功している。

 

ピカチュウと一緒に考え、ポケモンとコミュニケーションしながら謎解き・問題解決

ピカチュウと一緒に謎解きをする感覚。
周りのポケモンとコミュニケーションしながら、時にはポケモンの力を借りて問題解決にあたる楽しさ。

このふたつに、ただの謎解きものではないおもしろさがある。

ポケモンと人間が共に生きている世界(人間と一緒に働いているポケモンも)で起きる事件に、人間には主人公、ポケモンにはピカチュウの、それぞれのコミュニケーションを用いながら、ピカチュウと共に解明していくゲーム性は、ポケモンならではの味付けだった。